| 2006年03月06日 |
| 渤海湾の唐山市が高新技術開発区の投資拡大 |
| 曹妃甸・エチレン年100万トン計画に並行 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
中国河北省の唐山市は、市内にある高新技術開発区の拡大発展にのりだした。唐山市は中国の第11次5カ年計画(2006ー10年)で市から50キロの曹妃甸港区に大型産業基地(第1期で2、500億元を投資)を新たに建設する。 鉄鋼、石油・石油化学(エチレン年産100万トン)、火力発電、25万トン埠頭の4大プロジェクトのほかセメント、造船、石炭積出港などの設備も建設するが、この大型産業基地にあわせて、これまでの溶接・切断関連産業に加えて、自動車部品産業や日系企業を優遇する日本工業園区、工場建設までの仮事務所(1年間の無償貸与)などをつくろうとしている。 同市は1988年に沿海対外開放地区に指定されて以来、35億ドルを投資、50カ国から約400社を誘致した。うち日系は42社。高新技術開発区は北京から90分、天津港から60分の距離にあり、日系19社、香港系13社、米国系5社、韓国系4社など61社の外資が進出している。 日系は松下電器産業(電気溶接機など)、小池酸素(ロボット、レーザー、プラズマなどの溶接・切断機)、神戸製鋼所(溶接材料)、関東精密機械(建機構造部品)、アイシン精機(自動車エンジン部品、トランスミッションなど)、日本ガイシ、江東電気(特殊照明器具)などが進出、好調な業績を上げている。 同開発区には在校生1500人の唐山機械技術専門学校(市全体で96校)がある。日系企業の人気はトップ。また唐山師範大、河北理工大、燕山大、河北大など大学も多く、天津、大連外大などの人材も期待できる。年に大卒3万人、技術専門学校4万人、高卒8万人が社会に出る。従業員の定着率は約99%。 市の賃金給与は部長クラスが年4万8、000元(1元は約14円)、一般技術者1万8,000元、技能者9,000元と大都市に比べて低い。 唐山は中国ではじめて石炭採掘、セメント生産、衛生陶器、製鉄高炉、蒸気機関車を手がけたところであり、04年末で7.8万の企業ガ存在、一定以上の企業が1207社と集積化している。交通インフラは幹線鉄道が4本、国道が3本、高速道が3本ある。高速鉄道では天津—唐山—秦皇島(津秦線)が2010年6月に完成する。 問い合わせは唐山市政府日本事務所 TEL/06-6225-1300 FAX/06-6225-1111 |