2006年03月20日
住友化学、サウジのペトロ・ラービグ起工
【カテゴリー】:経営(海外)
【関連企業・団体】:住友化学、日揮
握手する3社首脳

 住友化学は20日、サウジ・アラムコ社との折半出資会社ラービグ・リファイニング・アンド・ペトロケミカル・カンパニー(ペトロ・ラービグ社)が19日に現地で石油精製と石油化学の統合コンプレックス起工式を行ったと発表した。総事業費は98億米ドルで、完成は08年第3四半期の予定。
 
 今月はじめ国際協力銀行とサウジのパブリック・インベストメント・ファンド(PIF)と、両国の政府系金融機関を中心とする銀行団と融資契約を締結。また、投資リスクに対するリスクヘッジとして、独立行政法人日本貿易保険(NEXI)の保険引受も決った。日揮などとのエンジニアリング・調達・建設(EPC)に関する契約も完了した。
 
 ラービグ計画は、紅海沿岸のラービグにサウジ・アラムコ社がもつ既存製油所にエタンクラッカー、ハイオレフィン流動接触分解装置(HOFCC)や石油化学製品の生産設備などを新設し、世界最大級の石油精製と石油化学の統合コンプレックスを建設するもので、安価な原料とスケールメリットを活かして収益力の高い石油精製・石油化学事業を展開する。