| 2006年03月24日 |
| 四川省成都市が外資を積極的に誘致 |
| 中国の西部大開発計画の中心的役割を担う |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
重慶から西北350キロに位置する四川省の成都市はICチップ、光ファイバー、ゲーム製作などのハイテク産業を発展させる一方、ソフトウエア、ITS(道路交通システム)の成長をはかり、5年後に成都・重慶地域として中国4番目の経済圏形成を目指す計画である。 このため1988年に国家レベルのハイテクゾーンとなつた成都高新技術産業開発区の強化、整備を進め、日本など外資企業の誘致を積極的に呼びかけている。中国は昨年から西部、中部、東北部などの大開発に乗り出しており、これをうけて西部大開発の中心的役割を果たしたい考えだ。 同市は中国の10大経済都市に選ばれている。四川省の省都で人口1,060万人、面積1万2,300平方キロ。一人当たりGDPは2,500ドル。全国最大のICチップ生産地。また全国3大光ファイバー基地の一つ。プラズマテレビ、デジタル光学レンズ、医療用電子部品などを生産している。ITSでは先行する天津を追う。生物医薬や精密機械産業なども発展している。 インフラをみるとまず、安定かつ安価なエネルギーが供給できるという。電力年120億KWH(1KW当たり:0.52元)、天然ガス25億立方メートル(1立方メートル:1.07元)、給水一日当たり220万立方メートルと豊富だ。 空路は成田−成都、鉄道は4本、高速道路は8本あり、2007年末までに北京−上海−深せん、2010年中に成都−バンコクが完成する。空路は北京まで2,333キロ、上海まで2,430キロ、深せんまで2,862キロ。 教育は四川大、電子科学大、西南交通大など33校があり、在校生30万人を数える。専門学校・職業訓練学校30校余、国家レベルの研究機関30社以上。ソフトウエア技術者の供給は全国トップである。給与はプログラマー年2.2万元、ソフトウエア—エンジニア6.4万元。 成都ハイテクゾーンは面積82平方キロで西区と新しい南区で構成される。 日本からトヨタ自動車、ソニー、日立、三菱重工、富士写真フイルム、伊藤忠などが進出している。海外勢ではインテル、マイクロソフト、モトローラ、エリクソン、カルフールなど、合計710社に及ぶ。 市は今年4月5日から3日間「2006年中国国際ソフトウエア・フェア」を開く。03年からスタート、4回目となる。主催は中国情報産業部、中国科学技術部、国務院情報化工作弁公室、四川・成都両政府など。昨年は内外から250社が出展した。 問い合せは成都市高新技術開発区駐日事務所(TEL:03-5652-3517、FAX:03-5652-3657) |