2006年04月03日
主要化学品の輸出、1月も多くが前年を上回る
オレフィンは韓国や台・中向けに大幅増
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:なし

 主要化学製品の2月の輸出通関数量は多くの製品が前年同月の実績を上回った。合計22品目のうち16品目が前年同月超えとなっており、先月以上の活況を呈している。

 中でもオレフィンの伸びの大きさが目を引く。エチレンは21.6%増、プロピレンは2.15倍となっている。エチレンの増加は、もともと圧倒的多数を占める韓国向けが2.4倍に拡大したため。プロピレンの大幅増は、最大消費国の韓国向けが93%増となったのに加えて台湾向けが2.9倍に拡大、さらに中国向けも78.4%増と大きく伸びて台湾向けと肩を並べるようになったことによる。
 1月との合計の前年同期比も、エチレンが44.0%増、プロピレンが2.3倍と著しい伸び率となる。
 
 主要製品の中で前年同月を下回ったのはベンゼン、EG、フェノール、PTA、AN、PPコポリマーの5品目だけ。もっとも、うちPP-Hは0.5%減なのでほぼ前年並みである。5品目の減少は、主要輸出先の中国との価格交渉が不調であったり、定修で輸出余力がなかったりの特殊事情の発生による面が大きい。合成樹脂はPP-Cを除いて順調な伸びを遂げている。
 主要化学製品の2月の輸出通関数量は以下の通り。

【関連ファイル】
主要化学品の06年2月の輸出通関数量
https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1144019050.xls