2006年04月05日
急発展の河港湾都市・張家港市が投資説明会
長江中流、無錫、蘇州、常州まで1時間 国際化学園
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 江蘇省の張家港市は蘇州から58キロ、上海から98キロ、南京から230キロの長江中流ある新興港口臨港工業都市で、中国初の環境保護モデル地区。黄欽・市委員会書記ら幹部が3日、東京で市の投資環境説明会を行った。電力、水が豊富で排水に優れているという。

 市の面積は999平方キロ、人口88万人(流動人口を含め130万人)、GDP705億元、一人当たりGDP6,800ドル。外資が1,325社あり、機械電子、冶金、化学、紡績、建材、食糧油の6つの産業が発展している。

 市は無錫、蘇州、常州などの近隣都市まで車で1時間以内、南側43キロに上海−南京高速道路、同鉄道が通るなど陸上交通が便利である。1万4,000社強の内外の企業があり、日本勢は100社を超えている。

 港湾沿岸線は64キロあり、現在、33キロを使っている。この中央に保税区、保税物流園区と揚子江国際化学工業園区、ハイテク産業園区の4区が同居し、国際自由貿易特区を目指している。

 保税区は1992年10月に国務院から認可された。輸出加工、保税倉庫、国際貿易の三大機能を持つ。米ダウケミカル、シェブロン、デュポン、ユ二カー、日本の旭化成、日本触媒、北興化学、三井物産、住友商事オランダのVOPAKなど外資400社が進出。

 保税物流園区は1.53平方キロ。2004年8月に国務院から認可された。中継、仕分け配送、仕入れ、中継貿易の国際業務を行っている。西区にコンテナ、液体化学品、東区に液体・固体化学品の物流園区があり、オランダのVOPAK、ファブリ、オーストラリアのミシェル、日本通運、三菱電機、中国のシノトランスなどが出ている。

 国際化学工業園区は2001年5月に省から認可された。6.6平方キロ。保税区の関連優遇政策が認められる。全国のばら化学品交易額の60%を占める。米ダウケミカル、ダウコー二ング、ウノカル、シェブロン、フィリップス、オランダのVOPAK、独のワッカ—、メッサ—、日本の旭化成、北興化学、日本触媒、東亞合成、三菱重工業、トヨタ、伊藤忠、三井化学などが進出。

 ダウとワッカ—はシリコン(12億ドル投資)、旭化成とデュポンはポリアセタール(年2万トン)、日蝕は吸水性樹脂(6,400万ドル)、大日本インキ化学はインク(2,910万ドル)を投資している。各社間で国際交流が行われている。

 ハイテク産業園区は2005年2月に省の認可を得た。面積6平方キロ。電子、新材料、自動車部品、精密機械などの産業が出ている。日系では日本のオプトレックスの液晶ディスプレイ、豊田合成のプラスチックなど。

 これら4つの地区のほか1992年10月に認可された経済開発区(化学、紡績、食品)や現地資本の沙鋼集団の活動区もある。問い合わせは国際貿易促進協会 TEL03-3506-8271