| 2006年04月06日 |
| 住友化学、シンガポールでMMAの第三期増強起工式 |
| 【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:住友化学 |
シンガポールでメチルメタアクリレート(MMA)の第三期増強計画を進めてきた住友化学は6日、現地で起工式を行った。 同社はMMA事業を戦略事業と位置付け、モノマーを効率的に生産する直酸法製造技術や、導光板用など光学用途ポリマーの生産に最適な連続バルク重合プロセスなど、独自の技術力を生かして、アジア市場を中心に事業拡大を図ってきた。 昨年8月には80,000トンのMMAモノマー第二プラントが稼働を開始したが、今回は、新たにMMAモノマー90,000トン、MMAポリマー50,000トンのプラントを建設する。2008年第一四半期に商業運転を開始する。現地生産能力はMMAモノマー223,000トン、MMAポリマー100,000トンとなる。 日本、韓国を加えた生産規模は、MMAモノマーで489,000トン、MMAポリマーで244,000トンとアジア最大の規模となる。MMA市場は今後ともアジアで年率7%を越える成長が見込まれており、同社は引き続き積極的に同事業拡大を図っていく方針である。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1144308936.pdf |