2006年04月10日
上海市嘉定区が国際自動車産業基地の説明会
企画面積68平方キロ、関連インフラ・エリア完成
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 上海市の北西部、蘇州に近く、濾寧(上海—南京)高速道路,京濾(北京—上海)鉄道に面して嘉定区安亭鎮(町)がある。上海の4大産業基地の一つに数えられる地域で、F1レース場として知られる。この安亭鎮の政府副鎮長・孫亜明を団長とする訪日代表団が7日、東京の九段会館で投資環境説明会を開いた。

 安亭鎮の自動車産業基地(城)は企画面積68平方キロで、自動車本体および部品製造エリア、研究開発エリア、安亭新鎮エリア、教育エリア、国際レース場、関連製造エリアなど6エリアを持つ。

 また、ここで自動車の製造、研究開発、科学教育展示、サービス、物流、文化観光などの機能を一体化する試みも行われている。予想投資額は60億ドル。部品製造エリアは市レベルの工業区。本体エリアには独フォルクスワーゲンが1985年に現地資本と合弁会社を設立している。

 関連製造エリアを含めて機械、電子機器、金属製品、ファインケミカル、織物などの産業が立地、内外の企業250社が進出している。世界ベスト500社のうち10社、欧米、オーストラリア、韓国、台湾、香港と幅広い。

 VW、デルファイ、マグナ、ビステオン、TRW,アルセロール,クムホ、フォルシアなど、日系は住友商事、ミズノなど20社ほど。鎮には自動車部品調達グローバルセンターがあり、海外からの企業誘致に熱心である。

 建設中の自動車取引エリア(4.8平方キロ)は、中国および太平洋地域での取引センターを目指している。鎮の一人当たりGDPは1万2,000ドル(対前年比28.2%増)、総合実力は中国千鎮の中で第12位。

 同エリア内には米GMがデザインしたクラブ街があり、自動車ブランドのサービス17店が出ている。(問い合わせはTEL:03−5796−0515)