| 2006年04月13日 |
| 遼寧省が沿海重点発展5地区の計画説明会 |
| 大連長興、営口、錦州、丹東、大連花園口 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
中国の遼寧省政府は10日、都内のホテルで同省の沿海地区への企業誘致を進めるため「遼寧沿海重点発展区域説明会」を開いた。団長の李万才・副省長ら44幹部が出席した。 同省は沿海地域の有利性を生かし対外開放、国際的な産業を育成するため、「大連・長興島臨港工業区」、「営口沿海産業基地」、「錦州湾沿海経済区」、「丹東産業園区」、「大連・花園口工業園区」を重点区域とし,「5点1線」の呼称で優先的に開発を進めている。 この5地区は黄海側で朝鮮に接する丹東、大連・長興島、渤海湾の大連・花園口、営口、錦州湾(盤錦、錦州、葫蘆)の沿岸都市。とくに盤錦はエチレン年100万トンの石油化学センターを建設中である。また、花園口はわずか2年余りで新興開発区を建設した。 李団長は「この5地区は重工業地帯で人口4,200万人、面積14.7万平方キロ。05年の日本との貿易額が104億ドルで第1位、投資額(5,446社、109億ドル)は第2位となった。中国の第11次5ヵ年計画で開発が認められている。日系企業の投資を歓迎する」と語った。5地区の経済産業開発計画は大要、以下の通り。 <大連・長興島> 開発の計画面積が129.7平方キロ(初期50平方キロ)。大連市の衛星都市で、国際海運センターの一角を担う。水深20‐30メートル。造船、装置産業、鋼材、石油化学、物流産業を誘致する。2つの7万トン、1つの5万トンバースを建設中。人件費は一般500〜800元、技術700〜1,200元、中間管理職1,800〜3,000元、高級管理職3,000〜6,000元。工業用水トン3.2元。土地1平方メートル年80元。リース5-8元。 <営口> 開発の計画面積が120平方キロ(初期20平方キロ,うち8平方キロを輸出加工区に申請)。すでに7.2平方キロを埋め立てた。工業用地220平方キロ。冶金、石油化学、機械、建築材料、マグネシウム(世界4大産地の一つ)、紡織、医薬、電子などの産業がある。大連と瀋陽の中間点にあり交通が発達している。営口港は東北地区で2番目の規模。 <錦州湾> 遼西・錦州湾沿海経済区のなかで、錦州西海工業区(西海国際工業園区と白馬工業園区で構成)が面積22.96平方キロ(初期20平方キロ)、華北と東北地域をつなぐ交通の要所。4本の高速道路、瀋陽—北京間の高速鉄道も通る。葫蘆・北港工業区が21.87平方キロ(初期16.87平方キロ)。船舶・造船、冶金、石油化学などが発達している。錦州市東側の盤錦市にエチレン100万トンの石油化学センターの建設が予定されている。 <丹東> 丹東市臨港経済開発区の計画面積が30平方キロ(初期18.6平方キロ)。鴨緑江をはさんで北朝鮮の新義州市が臨める丹東市。東北東部地域の重要な海の玄関口で大東港がある。中朝間の公路大橋もが間もなく着工される。すでに輸出加工区、中朝バーター貿易エリア、物流園区などの建設が進んでいる。これまでに1,200余の内外企業が進出した。丹東黄海自動車工業園、ハイテクパーク、物流園区などのプロジェクトもある。 <大連・花園口> 開発計画面積50平方キロ(初期15平方キロ)。大連の庄河市にあり周水子国際空港まで110キロ。大連開発区まで80キロ、長興島港まで90キロ。園内の大部分が廃棄塩田。新素材、自動車・部品、機械電子、食品加工などを重点的に発展させる。東北アジア国際海運センター建設を進める一方、東北旧工業基地の代替地としての活躍を狙っている。これまでに「6通1平」(道路、電力、給・排水、通信、熱供給、土地整地)と緑化工事を完了。過去2年余りの間に都市計画を整備、その発展振りが内外から注目されている。 問い合わせは国際貿易促進協会 03-3506-8281 |