2006年04月25日
L-LDPEの出荷、2〜3月と盛り返す
1QのL-L化率は、史上最高の51.5%に
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:なし

 L-LDPE(直鎖状低密度ポリエチレン)の3月の出荷数量は8万5,426トンとなり、前年同月を6%上回った。1月は前年同月を2%下回り、このため先行きを警戒する向きも見られたが、2月は5%増とプラス成長に転じ、そして3月も好調を維持して汎用樹脂の中で最も高い伸び率となった。
 3月の出荷の内訳は、国内向けが7万2,385トンで4%増、輸出が1万3,041トンで15%増となっている。国内向けと輸出がともに前年同月を上回ったのは3ヵ月ぶり。国内向けの前年超えは、主力のフィルム用が前年の横並びにとどまったのを加工紙用、電線被覆用、押出成形用などが大きく伸びてカバーしたことによる。
 
 この結果、1〜3月期の総出荷量は23万711トンとなった。前年同期を3%上回っている。うち国内向けは前年同期の横並びの19万5,854トン、輸出が同27%増の3万4,857トンとなっており、輸出の大幅増が目を引く。
 一方、同期のLDPE全体の出荷に占めるL-LDPEの構成比率は51.5%で四半期単位では05年第3・四半期の50.9%を抜いて過去最高となった。国内向けは50.7%、輸出は56.8%で前年同期に比較すると国内向けは0.3ポイント、輸出は3.4ポイント、出荷計では0.3ポイント高い。国内向けでは、フィルム用品種のL-L化率が前年同期比0.5ポイントアップの69.3%の高レベルとなっている点が注目される。