| 2006年05月08日 |
| 中国、エチレン年100万トン計画を相次ぎ承認 |
| 第11次5カ年計画では10数基を予定か |
| 【カテゴリー】:海外(経営) 【関連企業・団体】:なし |
中国政府の国家発展改革委員会は第11次5カ年計画(06‐10年)で、不足している石油化学製品をまかなうため、年産100万トン級の大型エチレンセンターの建設を相次ぎ認めている。 昨年末までに、上海(100万トン)、南京(60万トン、江蘇省)、鎮海(80万トン、浙江省)、独山子(100万トン、新疆ウイグル地区)、蘭州(100万トン、甘粛省)、天津(100万トン)、泉州(80万トン、福建省)、成都(80万トン、四川省)、恵州(80万トン、広東省)、広州茂名(100万トン、同)などを認めた。 これらのうち上海、南京、恵州はすでに完成、蘭州(05年4月)、成都(06年2月)、天津(4月)、茂名、鎮海も着工した。 現在は上海第2期、南京第2期、独山子第2期、天津第2期、撫順(遼寧省)などの新増設計画が審議されているといわれる。第10次と第11次計画の区別は明らかではないが、第11次では1,060万トンが増強される。エチレンの需要は昨年の約1,500万トンに対し2010年には2,500万トンと予想されているもようである。 また、唐山(河北省)、盤錦(遼寧省)、シ博(山東省)など、さらに重慶、武漢でも計画中と伝えられている。 中国ではこれらエチレン計画について、新規は既存の大型石油精製企業に依存して行い、製油‐石油化学の一体化を実現することや事業主の原料自給率が75%以上であることを前提にしている。 合弁事業については外資側に設備の先進技術と原料供給能力がなければならない。そして中国側が過半数を出資し、環境対策を優先させることを条件にしている。 |