| 2006年05月08日 |
| 中国の汎用樹脂輸入、3月は軒並み前年割れ |
| 国際市況の高騰と国産品の増産が影響 |
| 【カテゴリー】:海外(原料/樹脂/化成品、実績/統計) 【関連企業・団体】:なし |
中国による汎用樹脂の3月の輸入通関数量は、6品目全てが前年同月を下回るという最近では異例と言える姿になった。しかも、縮小幅がいずれも大きい。 こうした現象について多くの商社は、2月の国際スポット価格が軒並み高騰したため加工企業の大多数が買い注文を極端に抑えたのが要因と分析している。また、国産樹脂が3月に大幅に増産されるとの観測が広まったことも少なからず影響していると判断している。 LDPE、HDPE、PPホモポリマーの3品目はいずれも3ヵ月振りの、またL-LDPEは13ヵ月振りのそれぞれ前年同月割れとなった。PSの前年同月割れはこれで3ヵ月連続となり、また2月に6ヵ月振りに前年を上回って3月以降が注目されていたPVCも再び前年同月割れに戻った。 対前年同月比は、LDPEの35.8%減を筆頭に全て2けた減となっている。最も縮小幅が小さいPSでも12.0%減である。 1〜3月期トータルでは、L-LDPEが2.2%、PPが8.7%それぞれ前年同期を上回ったものの、PS、PVC、LDPE、HDPEの4品目はいずれもマイナス成長となった。詳細は別表。 【関連ファイル】 中国の汎用樹脂の06年3月の輸入通関数量 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1147068173.xls |