2001年08月27日
米国市場でプロピレン相場が急騰
スポットものが1ポンド2セント強アップ
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 米国市場におけるプロピレンのスポット相場が先週初頭から急騰している。1ポンド当たり2セント強上がって、ポリマー用グレードは同15~15.75セントとなっている。
 
 これは、エタンの価格がかつての水準に戻ってきたため米国の石油化学企業が再び石化原料の多くをエタンに依存するようになり、プロピレンの需給がタイトバランスになってきたことによるもの。
 
 プロピレンの需給バランスは西欧やアジア地域でもタイト化が進んでいる。このため米国の石化企業や石油精製企業は、国内向けに合わせて輸出価格も同じ幅で引き上げる構えにある。アジア地域向けは、トン当たり50ドル前後引き上げられる公算がつよい。台湾やインドネシア、さらには中国などが手当てする当面のスポットものの中にはCRF450ドルも散見されるようになるのではないかと見られている。その場合は、エチレンのスポット相場を完全に上回ることになる。