2006年05月22日
杭州市、外資誘致の2開発区を説明
杭州経済技術開発区と粛山経済技術開発区
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 杭州市は日系企業の誘致を進めるにあたって、5つの国家級開発区と6つの省級開発区のうち、以下の杭州経済技術開発区と粛山経済技術開発区の現況と計画を説明した。

<杭州経済技術開発区>
 14年前に日系企業が支援する形でスタートした北部工業団地と副都心センターの2ブロックと輸出加工区、ハイテクパークで構成、学園都市(面積10平方キロ、大学14校、15万人が在校)に隣接している。国家級。30カ国から436社の外資が進出、このうち日系は18%を占めている。
 
 面積約105平方キロ、すでに34平方キロを開発した。人口30万人。昨年の生産高は726億元(39億ドル)、今年は30%増の1,000億元が見込まれている。1995年に進出したテルモが第1号、松下(家電)、東芝(ノートパソコン)やメレケ、LG、コーセーの化粧品3社も投資している。
杭州国際空港まで15キロ、上海・寧波港まで車で2.5時間程度。区には電子、バイオ医薬、機械、食品に4大産業が形成されている。同区の管理委員会は国際先進製造業基地を目指し、今後は電子通信、バイオ医薬、精密機械、自動車部品、家電などの産業を発展させたいとしている。

<粛山経済技術開発区>
 1993年に国家級の開発区としてスタート。長江の南側に立地している。市北区、橋南、江東の3区を合わせて面積133平方キロ。開放的な工業団地で省級のハイテク産業団地、レディスファッション産業団地、台湾機械工業団地、日本静岡工業団地などもある。

 これまでに欧米、日本、韓国、台湾、香港など26カ国から外資企業約300社が進出した。GE、エリクソンなど、日系ではヤマハ、アイシン、丸紅、伊藤忠、大日本印刷、明電舎、富士通、日産ディーゼルなど40社に及ぶ。

 先端製造業基地を目指し、IT、バイオ医薬、ソフト開発、新材料、オプトメカトロニクスなどの産業を誘致している。杭州国際空港までわずか10キロ。同空港は05年1月に香港空港と提携、香港を利用して海外と結ぶシステムをつくった。
電気代は1KWH 0.611元(ピーク時)、賃金は一般月620〜900元、大学卒800〜1,200元。

<富春江経済開発区>
 杭州には国家級開発区のほか6つの省級開発区<余杭、臨安、富春江、桐廬(雁だれに盧)、千島湖、建徳>がある。このうち資料を提供した富春江開発区は杭州市の南西にあり、面積1,831平方キロ、人口62万人の中型都市。上海まで180キロ。300平方キロの高新園区、場口新区や光通信、生物医薬などの基地を持つ。動物観光地もある。