2006年05月25日
江蘇省で新SMプラントがスタート
【カテゴリー】:海外(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:なし

(上海発=特約)
 江蘇利士徳化工(Lishide Chemical) は江蘇省江陰市で20万トンのSMプラントの試運転を開始した。原料のエチレンとベンゼンは海外から輸入する。製品SMは主に江陰市周辺で販売する。

 江陰市は発泡PS容器の製造基地として有名で、発泡PSメーカーには江陰Runhua化工 (34万トン)や江陰新和橋化学工業(16万トン)などがある。

後者は三菱商事、東邦化学と台湾の見竜化学工業の共同投資の独資企業。利士徳化工は江蘇双良集団(Shuangliang)の子会社。

双良集団は上海証券取引所の上場企業で、エアコン、容器、化学、ホテルなど幅広く事業を行っている。同社は江陰市で12万トンの2軸延伸PPフィルムを生産しており、5万トンのアニリンプラントを建設中。

中国のSM輸入量は2004年が288万トンで、2005年が280万トンであった。需要増大の下での輸入量減少は新設備の稼動による。

2005年に上海賽科石油化工(SECCO:BP/Sinopec/上海石化 ) が50万トンプラント、常州東昊化学(Donghao)が 江蘇省常州市で15万トンプラントをスタートした。

2006年には江蘇利士徳化工のほか、中海シェル石油化学(Shell/中国海洋石油)が年初に広東省恵州市大亜湾で55万トンプラントをスタートしており、2006年の輸入は更に減少すると見られる。