| 2006年05月25日 |
| 常州市、産業開発急ピッチ 世界企業が集中 |
| 長江デルタ、上海—南京の中間に立地 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
江蘇省の常州市が長江(揚子江)デルタの優れた交通・立地条件を生かし、産業および都市開発を急ピッチに進めている。24日には範燕青・市委書記(前市長)、夏雪林・市外経貿局日本事業部長ら市の幹部が来日し、都内で同市の投資環境説明会を行った。 市にはすでに地元企業が約2万8,000社あり、今年から来年にかけて4万社を超える勢い。外資企業は5,000社余、うち日系は420社以上となっている。 産業はこれまでの農業機械、送変電設備、建設機械、繊維アパレル、IT,金属加工に加え、電子情報・ソフト産業、生物医薬、ファインケミカル、塗料、新材料、自動車部品が伸びている。 問い合わせは国際貿易促進協会(TEL:03−3506−8271) とくに小松製作所のシャベル、ホイルローダーなどの建設機械(中国市場シェアの18%)や変圧器、バス、デニムなどがそれぞれの国内業界でトップ5にランクされている。また、都市バス、機関車、金融システム製品、高性能DVD,液晶テレビなどのシェアが高い。さらに化学工業は1,860社に及ぶ。高分子化学製品、農薬、染料中間体、塗料などを生産している。 日系企業では東芝、日立、小松、JFE、ブリヂストン、東京製綱、新日鉄、沖電気、富士重工、富士通、新日鉱、大日本インキ化学、伊藤忠、丸紅、三菱商事などが進出。世界トップ500社のうち50社が投資しているが、23社は日系である。 海外からは米GE、TI、ASHLAND、伊IVECO、独BOSCH、KEM、MANESMANN、仏USINOR、VALINOX、AUCHAN、Saint-Gobain、韓国現代重工やシンガポール、香港、台湾などからも出ている。 市には国家クラスのニューハイテク産業開発区が一つと省クラスの開発区が9つある。東部に紡績服装、自動車部品、南部に精密機械、電子情報、西部に電子、新材料、塩化学、観光、北部に化学、ソフト開発、機械、輸出加工区(1.66平方キロ)を発展させる。 ニューハイテク産業開発区は1992年に国務院から認可された。2001年9月に環境ISO14000認証を取得。現在、900社余が登録している。 市には大学が9校、高等専門学校が6校あり、8万人が在校している。総面積4,9375平方キロ、人口380万人。一人当たりGDPは4,500ドルと高い。上海まで160キロ、南京まで110キロ、無錫まで40キロの距離。上海‐南京、南京—杭州など3本の高速道路が市を通っている。05年の貿易額は80億ドル、うち輸出額は60億ドル。 |