| 2001年08月23日 |
| 汎用4樹脂の輸出、7月も軒並み大幅減 |
| 国内向け出荷はPPだけが前年超えに |
| 【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:なし |
汎用4樹脂(ポリオレフィン3樹脂とPS)の7月の出荷実績は、PPだけが前年同月の実績を上回り(2%増)、他の3樹脂は引き続き前年割れとなった。LDPEは5%、HDPEは4%、PSは 14%それぞれ縮小している。 PPが前年同月を上回ったのは、国内向けが5%増えたことによる。輸出は逆に15%減となっている。他の3樹脂の総出荷量がともに前年同月を割り込んだのは、国内向けと輸出の両方が縮小したため。これに伴い、輸出は4樹脂全てが引き続きマイナス成長となった。PSが45%減、LDPEが25%減、PPが15%減、HDPEが13%減--と縮小幅がいずれも大きい点が軽視できないところといえる。 一方、PPの国内向けが前年同月を上回ったのは、最大消費品種である射出成形用が8%もの高い伸びを遂げたことによる。コンテナー向けが55%増となったのと、日用雑貨向けが8%増えたのが効いている。ただし工業部品向けは横並びに終わっている。他の品種は、押出し成形用が6%増、フィルム用と繊維用がともに2%増--などとなっている。 これに対してLDPEの最大消費グレードのフィルム用品種は4%減、また、HDPEの最大需要品種のフィルム用も4%減と不調であった。同じフィルム用でもPPとは対象的である。輸入品の増加に加えて、電子部品向け包装材や建材の保護材んどの内需の減退も響いていると見られる。 LDPEのラミネート用も3%減となった。パイプ用は13%もの縮小である。前年を上回ったのは、電線用の8%増と射出成形用の1%増だけ。HDPEはほぼ全ての品種が小幅ながら減少している。PSも全グレードが落ち込んでいる。中でも電機工業用の5%減が目立つ。 2001年7月4樹脂生産・出荷・在庫実績 4樹脂生産・出荷・在庫実績 ※iモードではご覧頂くことができません。 |