| 2006年06月02日 |
| PETボトルの協会引取りが依然低調 |
| 4月も前年比22%減で13ヵ月連続の前年割れ |
| 【カテゴリー】:環境/安全(行政/団体) 【関連企業・団体】:なし |
国の指定法人である「日本容器包装リサイクル協会」が全国の市町村から容器包装リサイクル法に沿って引き取っている使用済みPETボトルの数量は依然として低水準にとどまっている。4月の総引き取り数量は8,764トンで、前年同月の実績を22.3%下回った。同協会による市町村からの月間引取り数量は13ヵ月連続して前年同月を下回ったことになる。 同協会が市町村から分別収集PETボトルの引取りを開始したのは平成9年度からで、平成16年度までは毎年順調な伸びを遂げてきた。しかし16年度末からは伸び率が鈍化し、前年同月の実績を下回る月も見られるようになり、17年度に入ってからは前年同月割れが恒常化するに至っている。 この最大の要因は、市町村の間で分別収集したPETボトルを同協会に引き渡さずに貿易業者に売却するところが増えてきたことにあると見られる。 財務省が今年1月から調査を開始したところ、PETボトルリサイクル材料の輸出通関数量は1月から4月までの合計で7万3,817トンにも達している。分別収集費をカバーするため回収したPETボトルの多くを中国をはじめとした海外に売却していることがわかる。このままいくと、国内のリサイクル事業者の多くが経営の行き詰まりをきたすことになる。 |