| 2006年06月05日 |
| 広州市が国際都市を目指し発展計画 |
| 自動車部品、サービス業など構築へ |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
広東省の広州市は日系の日産、ホンダ、トヨタ、いすゞなどの自動車メーカーや韓国・現代の進出で国際的な経済発展の第1次段階をクリアしたため、今後は自動車部品、サービス業の構築、発展に取り組むことになった。 2010年を目標とする発展計画をまとめたことから、陳明徳・広州市副市長を代表に肖振宇・市対外貿易経済合作局長ら80名余が来日、横浜と都内で同計画と投資環境の説明会を開いた。 また、日産自動車が進出した花都区とホンダの黄埔区・増城市の幹部らも区市の発展状況と今後の計画を語った。トヨタの南沙区は資料の提出にとどまった。部品については独資、合作を問わず技術、生産体制を強化して輸出市場への進出をはかる方針。 広州は珠江デルタの中心地、面積7,434平方キロ、人口1,000万人、中国の北京、上海と並ぶ三大経済圏の一つである。05年の総生産が635億ドルで、総合的実力が第3位。自動車、電子情報、石油化学の三大産業のほか、造船、鉄鋼、機械装備などに強い。 世界第2、アジア第1の展示場を持ち、毎年2度の交易会を開いている。昔から南部の商業、貿易センターであり、海のシルクロード出発点として知られる。04年に新白雲国際空港を完成させ、これを機に花都市に経済圏が誕生した。 市は産業、文化、観光などで1人当たりGDPを2010年に、02年の2倍に当たる1万ドルに引き上げようとしている。 ホンダ、トヨタと提携している広州汽車グループの陸志峰会長によると「中国の自動車生産台数は05年が570万台で主要な生産地は上海(48万900台)、広州(40万7,400台)、吉林(30万4,600台)の順。06年は広州が上海を抜くだろう。2010年は全国で1,000万台時代になる」と広州の成長を予測する。 市としては自動車の発展を支える上で、2次分野の部品、鉄鋼製品、ゴム、電子・電器、内装品と3次分野の販売市場、自動車修理、金融・保険、リサイクル、物流の整備、強化が欠かせないと日系企業の誘致をはかることにしたもの。また、R&Dセンターの設置も望んでいる。 |