2006年06月06日
PEとPPの値上げ交渉がほぼ決着
残るはPEのラミ分野とPPのフィルム分野のみ
【カテゴリー】:市況(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:日本ポリケム、プライムポリマー

 日本ポリケム、プライムポリマーなどポリオレフィン各社と樹脂加工メーカーとの間で進められていた値上げ交渉が先週末でほぼ決着した。最大需要分野のLDPEならびにHDPEのフィルムメーカーが5月21日もしくは6月1日出荷分からの値上げを認めたことが大きい。残るは、PPのフィルムメーカーとLDPEのラミネートメーカーとの交渉だけとなっている。これらの需要家も話し合いのテーブルには着いており、上げ幅と実施時期について折り合いがつけば決着となる。

 これまでに樹脂メ-カーと加工メーカーの双方の間で合意された上げ幅の多くは、汎用品種でキログラム当たり12〜15円と見られている。C6コモノマーやC8コモノマーによるL-LDPEの場合は、副原料のヘキセン1や4メチルペンテン1、さらにはC8のオクテン1の価格が1年で2倍以上に跳ね上がったことから樹脂各社とも同18~20円の引き上げに固執しており、需要家の多くも容認せざるを得なくなっている。

 今後の焦点は、大手ラミネートメーカーとポリオレフィン各社ならびにOPPおよびCPPメーカーとの交渉の行方に絞られる。