| 2006年06月16日 |
| 住友化学、エチレン・酢ビ系共重合体エマルジョン値上げ |
| 【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:住友化学 |
住友化学は16日、エチレン−酢酸ビニル系共重合体エマルジョンの価格改定実施を決め、需要家との交渉に入ったと発表した。 対象製品は「スミカフレックス」と「スミエリート」で、7月1日出荷分から現行価格に対して10%の値上げを行う。 同社はこれまで原料価格の高騰から3度にわたって値上げを実施してきたが、採算の是正は十分といえず、本年第2四半期以降はナフサ価格のさらなる急騰が追い打ちとなって、主原料であるエチレン、酢酸ビニル、塩化ビニル等の価格が引き続き高騰する見込みとなった。 その他の副原料についても予想以上に高騰しており、ユーティリティコスト、物流費の上昇も影響して、事業採算の悪化は深刻なものとなっている。このため前回の未達分も含めて、再度の価格改定が必要と判断した。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1150422326.pdf |