2006年07月05日
プラ協が韓国のプラリサイクル協会と提携
リサイクルに関する情報交換で覚書
【カテゴリー】:環境/安全(行政/団体)
【関連企業・団体】:プラスチック処理促進協会

 プラスチック処理促進協会(プラ協)は、さる5月26日に韓国プラスチックリサイクル協会(KPRA)との間で交わした覚書に基づいてプラスチックのリサイクルに関する情報交換を開始したと5日発表した。 
 
 同協会が韓国プラスチックリサイクル協会との間で交わした覚書の内容は(1)両協会がそれぞれ公開したリサイクルに関する情報を交換する(2)プラスチックリサイクルに関する技術や政策等の情報を含むニュースレターを交換する(3)一方が他方に対してプラスチックリサイクルに関する資料を求めた場合は、受けた側の必要と思われる範囲内で協力する--というもの。有効期間は5年。
 KPRAは、わが国の(財)日本容器包装リサイクル協会プラスチック容器包装事業部が持つリサイクル推進機能とプラ協が有するリサイクル技術開発機能とを併せ持つ社団法人組織。
設立は04年で歴史こそ浅いが、会員数は利用事業者1万7,000社、リサイクル事業者200社、プラスチックの生産・加工事業者100社の合計1万7,000社と多い。最近の処理量は年ベースで10万トン。年間の伸び率は10%とのこと。対象は発泡スチロール製品とPETボトルを除くプラスチック製品全てとなっている。