2001年08月17日
日本農産工業、米MRIとたん白質解析分野で提携
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:日本農産工業

 日本農産工業(本社、横浜市西区)は17日、米国のMidwestリサーチ研究所(MRI)と提携し、新薬開発用のたん白質の質量解析、プロテオミクス、薬理、毒性試験等のサービス事業を開始することにしたと発表した。
 MRIは1944年に設立されたシンクタンクで、全米5カ所に研究所をもち、研究者1,200人、非営利の研究機関で、医薬品から環境衛生、エネルギー、素材関係など幅広い領域の研究を行っている。
 今回提携するのはゲノム創薬に必要なたん白質の質量解析および薬理、毒性、薬物代謝分析試験などバイオ分野が中心で、日本の製薬会社から注文を受けてMRIが試験を実施する形になると同社ではいっている。3年後には5億円以上の受託を目標にしている。