| 2001年08月17日 |
| タイのROC、エチレン装置の増強を完了 |
| デボトルで年産80万トン能力に拡大 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
タイの最後発エチレンセンターであるROC(ラヨン・オレフィンズ)は、このほどマプタプート地区で既存のエチレンプラントの定修と手直し増強工事を完了し、稼動を再開した。稼動状況は順調という。 これによって、ROCのエチレン生産能力は従来の年産60万トンから同80万トンに拡大した。この結果、タイのエチレン生産能力はNPC(ナショナル・ペトロケミカル)の同40万トン、TOC(タイ・オレフィンズ)の同38万トン、TPIの同35万トンを合わせて同193万トンとなった。 また同地域では、これに並行して、大手誘導品メーカーのTPE(タイ・ポリエチレン)がHDPEの同20万トン設備の増設工事を進めてきており、近く完成の見込み。TPEのHDPEの総供給能力は今回の増設で3系列合計で同50万5,000トンとなる。9月末には商業運転に入ることになりそうで、これに伴い必要となるエチレンは主としてROCが供給していくことになる模様。 タイの直近のエチレン需給バランスは、ROCが今回の増強に合わせて6月13日から65日間にわたって既存プラントの定修・運休を実施してきたためタイトな状態にあった。今回の増強後も、TPEの稼動がこのまま順調にいけば引き続きタイトバランスで推移すると見られる。 |