2006年07月11日
双日、産活力法目標を前倒し達成 新中期計画策定
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:双日

 経産省は、双日から提出されていた事業再構築計画の変更申請を10日付で認定・受理した。 双日は04年10月28日付で認定を受けた「事業再構築計画」で、06年度を最終年度とする「新事業計画」の主な目標を2年目に前倒し達成した。このため06年度を初年度とする「新中期経営計画」を策定し、実行することにした。
 
 新中計では、10%子会社の双日都市開発を今年8月1日付で吸収合併し、旧ニチメン、旧日商岩井の両社が手がけていたマンション事業を一本化する。
 
 また双日は、10月1日付で100%子会社のグローバル・ケミカル・ホールディングスと、同社の100%子会社である双日ケミカルを吸収合併する。グループ経営体制の簡素化と効率化、迅速な意思決定を行う。海外戦略の拡大にも注力する。
 
 同社はこれらの事業革新によって、06年度には、03年度対比売上高販売費比率を16.4%(当初計画は11.3%)削減する計画である。