| 2001年08月17日 |
| STジャパン社、手のひらサイズ、ハンディな分光光度計を9月発売 |
| 【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:なし |
環境計測や化学工場内で計測ができるハンディな分光光度計が登場した。 光学分析機器の専門デベロッパーであるエス・ティ・ジャパン(東京都中央区、中川孝郎社長、電話03-3666-2561)がイタリアのベンチャー企業、データメッド社から輸入することになったもので9月5日から3日間、千葉幕張メッセで開催される「2001分析展」に出展すると同時に発表する。 データメッド社の装置は光学系部として光源に白色LED(発光ダイオード)、分光器に特殊フィルター、検出器にリニアイメージセンサーを採用し小型化した。駆動部を持たないため安定した測定ができ、測定時間が1スペクトルで1.3ミリ/秒の高速。表示部には240×160ピクセルのLCD(液晶ディスプレイ)を搭載し、試料の分光スペクトルが現場で測定できる。 フラッシュメモリーには最大200個のスペクトルが記憶される。また、現場で取り込んだ大量のスペクトルデータをそのままラボに持ち帰りパソコン上にダウンロードすることができる。センサー部に光ファイバーを用い、試料サンプリングの手間がはぶけるのも特徴。 従来の分光光度計は化学実験室などの机上に設置し、専用のガラスセルに試料を入れて測定するようになっているため現場での測定ができなかった。エス・ティ・ジャパンではデータメッド社の同装置は手のひらに乗るハンディで重量が600グラム(従来品は数キログラムで大型)と軽量なので、河川、湖沼などの環境測定が簡単にできるほか科学捜査にも向いているとしている。 生体の応用例として人の胃のPHの連続測定もできる。 同装置は「パームトップ型分光光度計WL1000」の名称で国内独占販売される。価格は1台70万円ていどを予定している。 |