2006年07月12日
中国向けのポリエチレン価格が続騰
先高観の広がりで国産品も高騰
【カテゴリー】:海外(原料/樹脂/化成品、市況)
【関連企業・団体】:なし

 大手商社筋によると、中東や極東・東南アジア各国から中国に輸出される各種ポリエチレン(PE)の価格が7月に入ってさらに上昇している。

 直近のトン当たりのCFR価格は、HP-LDPEが1,280〜1,300ドル、L-LDPEが1,250〜1,280ドル、HDPEが1,280〜1,320ドルとなっている。1週間前に比較すると、HP-LDPEが30ドル、L-LDPEとHDPEが20ドルそれぞれ高くなっている。

 輸出各国がエチレンの国際相場の上昇ぶりや中国の需要家の最近における買い意欲の盛り上がりを念頭に置いて週単位で引き上げを図っていることによるもの。

 中国の需要家やトレーダーの間には、最近の原油価格の上昇ぶりから推してPEについても先高が必至との観測が広がっており、このためこれまで以上に活発に買い注文を出すところが増えている。

 こうした点を視野に入れて同国の国産PEメーカーも相次いで値上げに踏み切りつつある模様。需要量が最も多いL-LDPEの最近の国内販売価格は同100元前後底上げされて、最も安いケースで同1万1,600元、高いケースで1万1,900元になっているといわれる。