2006年07月14日
PSも相次ぎ価格交渉が決着
PSジャパン等、新価格に順次切り替え
【カテゴリー】:市況(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:PSジャパン

 PSジャパンは、かねて表明していたPS(ポリスチレン)の値上げについて全需要家から同意を得られたため7月1日以降の出荷分の全てについて順次新価格への切り替えを開始した。
 
 上げ幅は、GPPS、HIPS、特殊グレードともキログラム当たり10円、難燃グレードは同20円以上となっている。率にすると、GPPS、HIPS、特殊グレードが平均6%。難燃グレードが6.5%超となる。
 今回の値上げは、原料SM(スチレンモノマー)の価格が原油・ナフサの高騰に伴うエチレンやベンゼンの急騰によって大幅に値上がりしたことと、難燃剤などの副原料費や用役費も予想以上に高騰してきたことに対処してのもの。
 値上げ表明当初は、強く反発する需要家が少なくなかったが、繰り返し説得を続けてきた結果、最終的には同社の希望がそのまま通るかたちで同意が得られたという。
 
 他のPSメーカーも相次いで各ユーザーとの交渉を決着しつつある。これで、汎用樹脂各社が5月初旬から6月初旬にかけて打ち出した今回の価格修正は、全分野で需要家に受け入れられることが確定したことになる。