2006年07月18日
ダウ・ケミカル、中国の水処理会社を買収
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 ダウ・ケミカルは13日、浙江省の欧美環境工程有限公司(Omex Environmental Engineering Co)の買収を完了したと発表した。6月29日に買収合意を発表していた。


 ダウの水処理事業は逆浸透膜(FILMTEC)、イオン交換樹脂(DOWEX)、と飲水から砒素、鉛その他重金属を除去する「ADSORBSIA GTO Media」から成り立っており、世界の逆浸透膜市場で一位の座を占めている。世界の大メーカーの中で逆浸透膜とイオン交換樹脂の双方を持つ唯一の会社である。

 今回買収した欧美環境は浙江省湖州市に本拠を置く水処理会社で、19965年から高純度の水処理設備の設計、設置を行っている。

 ダウは同社の買収を通じて水処理の次ぎの3つの技術を手に入れることとなる。
 Ultrafiltration (限外ろ過:微孔を有する高分子膜を用い、コロイド状粒子や有機性物質を加圧ろ過する方法)、
 Membrane Bio-Reactor membranes (膜分離活性汚泥処理用の膜)、
 Electrodeionization (電気再生式脱イオン装置)である。

 ダウでは、新しい技術とダウの既存の膜技術との組み合わせで、世界での競争力を強化するとしている。