| 2006年07月21日 |
| アジアのプロピレン相場が上昇 |
| タイト感の高まりでエチレン相場に迫る |
| 【カテゴリー】:海外(原料/樹脂/化成品、市況) 【関連企業・団体】:なし |
大手商社ならびにエチレンセンター筋によると、アジア地域のプロピレン相場がここにきて急上昇してきた。取り引き量の多い極東における直近の契約価格(CFR価格)の中値はトン当たり1,190ドル強で、1ヵ月前に比べると130ドル高となっている。東南アジアの中値も1,150〜1,200ドルの高水準に達している。 一方のエチレンの相場はアジア全域の平均が同1,215ドルで、ここ3週間はほとんど変化なくきている。このためアジア地域のエチレンとプロピレンの相場は急接近するかたちとなっている。 プロピレンの相場がにわかに上がってきたのは、PP(ポリプロピレン)の需要が再び活発化してきたこと、5〜6月に米国から流入したPPならびにプロピレンの消化が完了したこと、シンガポールのPCSを皮切りに7月末以降にアジア地域でエチレンプラントの定修が集中する見通しにある点を睨んで誘導品メーカーの多くが早めに原料確保に動き出したこと等によって市場全体にタイト感が広まってきたためと見られる。 わが国の大手商社は、最近のアジア地域のトレーダーの動きから推してプロピレンの相場は今後も強含みで推移すると判断している。 |