2006年07月25日
Basell、台湾ポリプロの持株を売却
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 Basellは24日、台湾のPP合弁会社、台湾ポリプロの持株36%全てを台湾の化学会社、李長栄化学工業に売却すると発表した。
 
 この関係で、台湾ポリプロが持つアジアの他のBasellのJV、サンアロマー(16.7%)、韓国のポリミレイ(10%)、タイのHMCポリマーズ(5%)の株式をBasellが買収する。

 Basellとしては原料面で有利な地域に集中したいとしており、日本、韓国、タイのJVの持株増加は戦略的に重要な地域での展開に役立つとしている。

 台湾ポリプロは1974年にハーキュレス(Basellの前身の一つ)の技術でスタートした最初の台湾のPPメーカーで、Basell(当初35%、現在36%)と 台湾のKoos Group(16%)が出資、残りは一般株主。高雄にSpheripol技術の2系列合計400千トンのプラントをもつ。

 李長栄化学工業は1965年に設立された化学会社で、TPEのほか、メタノール、アセトン等の溶剤、ペンタエリスリトール、フォルムアルデヒド、ヘキサミン等のファインケミカル、高純度薬品等の製造販売を行っている。
 
 Basellはアジア・太平洋では以下の拠点を持っている。
  日本:サンアロマー
     日本ポリオレフィン(昭和電工/新日本石油化学)とのJV
     日本側が50%、Basellが33.3%、台湾ポリプロが16.7%

  韓国:PolyMirae
     韓国大林産業が50%、サンアロマーが30%、
     Basellが8%、台湾ポリプロが12%でスタート
     (今回の発表では台湾ポリプロは10%となっている)

  タイ:
   (1)HMC Polymers
      Bangkok Bank、Hua Kee Groupその他とのJV
      台湾ポリプロが5%出資していた。.
   (2)Basell Advanced Polyolefins Thailand
     Basellとサンアロマーの50/50のコンパウンドJV

  オーストラリア:
   (1)Basell Australia (唯一のPPメーカー)
   (2)PolyPacific(Mirlex Pty Ltd.との50/50のコンパウンドJV)

  マレーシア:PolyPacific
     Basell Australia とMirlex Pty Ltd.とのコンパウンドJV
   
  インド:Machino-Basell India Ltd.(Machino Plastics Ltd.との50/50のコンパウンドJV)