2006年07月27日
RINGが第2次技術開発研究の報告会
5地域の代表7人がそれぞれの成果を発表
【カテゴリー】:行政/団体(原料/樹脂/化成品、新製品/新技術)
【関連企業・団体】:なし

 石油コンビナート高度統合運営技術研究組合(RING)は27日、第2次技術開発研究成果の報告会を開催した。これは、同組合加盟22社の石油・石油化学企業が経済産業省の補助金も活用しながら平成15年度から3年間に共同で実施してきた計5地域のコンビナートの国際競争力強化の技術研究結果概要を発表したもの。

 研究開発テーマは
(1)分解オフガス高度回収統合精製技術開発(鹿島地区・鹿島石油、三菱化学)
(2)コンビナート先端的複合生産技術開発(千葉地区の1・出光興産、三井化学、住友化学)
(3)副生生成物高度異性化統合製造技術開発(千葉地区の2・丸善石油化学、コスモ石油)
(4)冷熱・副生ガス総合利用最適化技術開発(堺・泉北地区・東燃ゼネラル石油、新日本石油精製、大阪ガス、三井化学)
(5)副生炭酸ガス冷熱分離回収統合利用技術開発(水島地区の1・新日本石油精製、ブイテック、三菱化学)
(6)熱分解軽質留分統合精製処理技術開発(水島地区の2・ジャパンエナジー、旭化成、山陽石油化学)
(7)コンビナート原料副生成物マルチ生産技術開発(周南地区・出光興産、帝人ファイバー、東ソー、トクヤマ、徳山オイルクリーンセンター、太陽日酸、日本ゼオン、日本ポリウレタン工業、三井武田ケミカル)の計7件。

 同組合では、いずれのテーマについても狙い通りの成果が得られたと総括、「今後の実証化が完了後に、エネルギー使用量が原油換算で年3万6,000キロリットル削減でき、またCO2の排出量が年20万トン削減できる見込み」との見解を表明した。

 また、これら7件のテーマとは別に合計11社で構成する「コンビナート国際競争力強化の調査研究グループ」も過去1年の調査結果を報告した。日本のコンビナートが抱える弱みと課題をわかりやすく解説して発表会に参加した多数の関係者の注目を集めた。