2006年07月28日
中国のPVC輸出が急増、6月は6万3,700トン
【カテゴリー】:実績/統計(海外)
【関連企業・団体】:なし

 中国の海関(貿易)統計によると、同国の6月の塩ビ樹脂(PVC)輸出量は6万3,700トンとさらに飛躍的に増加した。1ー6月合計は24万6,500トンで、前年同期の2万2,600トンとはケタ違いの数字となった。
 
 中国では、各地でカーバイド法によるPVCプラントの建設が相次ぎ、大幅な供給過剰状態にあると伝えられているが、はけ口を途上国への輸出に求めている形が浮き彫りになった。

 主な輸出先はトルコ、インド、ロシア、エジプトなど。韓国が上位にいるのは、中国に工場進出した同国メーカー(LG)が自国に引き取っているためとみられる。
 
 一方、同樹脂の輸入はどうか。6月の輸入は9万3,530トンと、5月に続いて10万トン台を割った。1−6月の合計輸入量は60万4,000トンで、前年同期の66万9,000トンと比べて約10%の減少。04年1ー6月の輸入量が91万4,000トンだったのを見ても減少傾向にあるのは明らかで、「いずれは輸出と輸入が逆転するのではないか」との見方さえ出てきた。
  
【6月の中国の塩ビ輸出先上位国】単位:トン(未満切捨て)
<輸出合計=63,684トン>
(1)トルコ    15,692
(2)インド    15,033
(3)ロシア    7,882
(4)韓国     6,943
(5)エジプト   3,350
(6)スペイン   1,195
(7)ウクライナ  1,085
(8)ブラジル   1,049
(9)ポルトガル  838
(10)インドネシア 822