| 2006年08月03日 |
| 東京臨海リサイクルパワーの産廃工場が完成 |
| 国内最大規模の処理能力、8日に竣工式 |
| 【カテゴリー】:環境/安全(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:なし |
東京電力を主な出資会社とする産業廃棄物のリサイクル企業「東京臨海リサイクルパワー」が都内江東区の中央防波堤内側埋立地で建設工事を進めていた大型リサイクル・発電施設がこのほど完成して試運転に入った。8日には現地で竣工披露式を開催する。 今回完成した施設は、プラスチックを中心とする各種の産業系廃棄物をガス化溶融するとともに感染性医療廃棄物を焼却してともに発電に利用していくためのもの。 設備能力は、産業系廃棄物を対象とする流動床ガス化溶融炉が日量275トン炉2炉の合計で同550トン。感染性医療廃棄物焼却炉が同50トン炉2炉の合計で同100トン。発電能力は2万3,000kWとなっている。 同施設は、都の公募によって平成14年7月に選定された「東京都スーパーエコタウン事業」の一つとして東電73.0%、東電環境エンジニアリング6.5%、荏原製作所11.7%、清水建設5.4%、オリックス3.3%の各出資による「東京臨海リサイクルパワー」によって平成16年7月から建設が進められてきた。国内最大規模の産廃リサイクル(発電)工場であり、同社では、稼動後は都内で発生する産業系プラスチック廃棄物のうちの3分の1ていどと医療廃棄物の3分の2ていどを処理していく計画。 |