2006年08月10日
蘇州市が販売・物流などサービス業の訪中視察団
9月23日から4日間 現地費用を負担
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 日系企業の中国沿海各都市への製造業の投資がピークを超えたとみられる中で、サービス業、販売業、観光業などへの企業誘致が活発化する動きが出てきた。
 
 蘇州市は全国に先駆けて「蘇州サービス業視察ツアーおよび商談会」を計画した。日本国際貿易促進協会(TEL:03—3506−8271)を通じて、参加を呼びかけている。

 商業、観光などでの日中交流は東京都中央区と上海市黄浦区の交流など、すでにスタートしているものもあるが、大型視察団の勧誘はこれが始めて。香港、台湾、韓国、シンガポールなどからも団体で参加する。

 蘇州市の計画では、9月23日に出発、上海浦東空港からバスで同市に向かう。24日は蘇州サービス業の現状視察、市政府との懇談、環古城運河、山塘古街などの観光、工業園区・太湖リゾート区の紹介、外資の経験談紹介などを行う。25日はサービス業、販売業、観光業の個別商談会など。区や県クラスの市との視察・商談も予定されている。26日に帰国。

 参加費用は東京組11万8,000円、大阪組10万5,000円(航空運賃、共通経費など)。現地での団体行動費(交通、宿泊、食事)は全額、市が負担する。

 蘇州市は長江(揚子江)デルタの重要都市。05年のGDP(地域総生産)は4,026.5億元(1元は約14円)、一人当たりGDPは8,000ドル(中国平均の6倍)、第3次産業のGDPが1,256.3億元と高い。貿易総額は全国都市ランク第3位の1,405億ドル。

 外資企業の投資は1万6,814社、投資実行額60億ドル(第1位)。観光は内外から年間3,600万人が訪れる。外資系サービス企業の数は1,972社あるが日系はまだ少ない。

 誘致したい業種として卸小売流通業、交通運輸物流業、科学技術などのコンサル業、金融保険業、旅行業、医療教育機関など。別な切り口で見れば、すでに進出した製造業に対するサービス業や商業、病院、娯楽などの民生サービス業であるとしている。