2006年08月11日
PSの内需の1〜7月計は前年の横並びに
家電・工業用と包装用が盛り返す
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:なし

 PS(ポリスチレン)の今年1月から7月までの国内向け出荷数量は50万8,224トンで、前年同期の実績の横並びとなった。
 1月から4月までは全ての月が前年同月を下回ったが、5月に前年超えに転じ、それ以降は3ヵ月連続で前年同月を上回り、その結果7ヵ月トータルでかろうじて前年同期と同一のレベルに追いついた。

 主要需要分野別の実績は以下の通りとなっている。
▽電機・工業用=110,332トン(前年同期比103%)
▽包装用   =202,041トン(同103%)
▽雑貨・産業用= 96,036トン(同100%)
▽FS用    = 99,815トン(同93%)
▽国内向け計 =508,224トン(100%)
 
 以上の点からも明らかなように、1〜7月の累計が前年並みとなったのは電機・工業用と包装用が順調に伸びてFS用の不振をカバーしたため。電機・工業用が3%増となったのは、TV向けが大きく伸びたことによるもの。包装用の同じく3%増にはHIシート向けの需要の回復が寄与している。

 しかし、輸出を含めた同期の出荷合計は52万852トンで前年同期を1%下回っている。輸出が1月から7月までの7ヵ月全てが前年を大幅に下回り、累計が1万2,628トンで前年同期を34%も下回ったことによる。5月以降は内需の回復で5月が前年同月比1%増、6月が同16%増、7月が同3%増と順調に推移したが、1〜4月の不振をカバーし切れなかった。