2006年08月23日
オレフィン相場がアジアで続伸
エチレンもプロピレンも1,300ドル台に
【カテゴリー】:海外(原料/樹脂/化成品、市況)
【関連企業・団体】:なし

 大手商社によると、アジア地域におけるオレフィンのスポット相場が先週末以降各地で一段と上昇している。
 
 極東における直近のオファー価格の平均は、エチレンがCFRトン当たり1,315ドル、プロピレンが同1,300ドルとなっており、一週間前に比べるとプロピレンは横並びだがエチレンは25ドル高くなっている。一方の東南アジア地域のエチレンの平均価格は1,340ドル、プロピレンの価格の平均は1,300ドルとなっている。一週間前に対比すると、エチレンは55ドル、プロピレンは25ドル上がっている。
 1ヵ月前に比べると、極東のエチレンは90ドル、プロピレンは115ドル、東南アジアのエチレンは150ドル、プロピレンは120ドルそれぞれ値上がりしたことになる。ナフサ価格が高止まりしているのに加えて、日本、台湾、シンガポールの各国で大型エチレンプラントが相次いで定修に入り需給が逼迫してきたことが大きく影響していると見られる。
 しかし主要誘導品のポリオレフィンの同地域におけるオファー価格はオレフィンほど上がっておらず、スプレッドがほとんどなくなりつつある。ポリオレフィンの値上げに対しては、一部の品種を除くと最大消費国の中国の需要家の引き合いが以前ほど活発でなくなっており、大手商社やポリオレフィンメーカーの間に不安感が生まれてきている。