2001年08月09日
エチレンセンター、LPGを採用する意思なし
下がったといえど、なお経済性なしとの判断
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 エチレンセンターのほとんどは、引き続きLPGを石油化学原料として使用していくのは無理と判断している。
 これは、サウジ・サマレックが7月と8月の2ヵ月連続してLPGの外販価格(輸出価格)を引き下げたものの、なおナフサを原料とする場合に比べて経済的でないとの判断を固めたことによるもの。8月のサマレックの提示価格は、プロパンがトン当たりFOB240ドル、ブタンが同215ドルとなっている。一時期に比べると110ドルの値下がりである。しかしこの提示価格にはトン当たり30~50ドルのフレートを上乗せする必要があり、しかも必要な留分をナフサほど思うように得られないという問題もある。一部には、日本のセンターがこれからはLPGを採用することになるのでコストが圧縮されるとの報道もあったが、実際には引き続きナフサに依存していかざるを得ないようだ。