| 2006年09月11日 |
| 中国の樹脂加工各社が値下げを要求 |
| 9月分は輸出各国が譲歩を迫られる |
| 【カテゴリー】:海外(原料/樹脂/化成品、市況) 【関連企業・団体】:なし |
わが国の大手商社によると、先週に入って本格化した中国のプラスチック加工大手と海外のポリオレフィンメーカーやトレーダー各社との間の9月の取り引き分の価格交渉は、中国側各社がサプライヤー各社の提示価格の縮小を強く求めてきたため話し合いが難航、決着までにもう少し時間がかかる見通しとなっている。 ポリオレフィンの対中輸出にかねてから積極的なサウジアラビア、韓国、台湾、マレーシア、日本などアジア各国のポリオレフィン企業や大手トレーダーは、9月の輸出価格も引き続き8月までのオレフィン価格にスライドさせる形で底上げしたい考え。多くのサプライヤーがCFR価格をトン1,400ドル台に乗せたい意向を表明して交渉に当たっている。 それに対して中国の樹脂加工側は、これまでの値上がり分の樹脂加工製品への転嫁が進んでいないことを理由に9月の提示額の縮小を強く求めている。またPPについては、最近のプロピレンのアジア相場の反落傾向を捉えて8月の価格以下のレベルへの引き下げを要求する向きも現われている。 このため、先週末には同1,400ドルを若干割り込むレベルでの妥結を匂わすサプライヤーも出てきており、このままいくと、需給がタイトなHP-LDPEを除いて全体に輸出国の多くが久方ぶりに譲歩して決着するかたちとなる。 |