| 2001年08月07日 |
| 米ナノフェーズ・テクノロジーズ社、ナノマテリアルによる透明コーティング材を開発 |
| 【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:なし |
米ナノフェーズ・テクノロジーズ社(Nanophase Technologies)は独自のナノサイズ微粒子技術により、透明の機能性コーティング材を開発、販売を開始した。同社の物理的蒸気合成プロセス(PVS, Physical Vapor Synthesis)を活用し、ナノ結晶微粒子を生成、これをフィルム等によく使われる市販のポリマーに配合すると透明性コーティングが実現できる。 今回開発されたナノテック(Nanotech、商品名)シリーズの耐紫外線コーティング材は、酸化亜鉛と二酸化チタンの微粒子を含有。この製品を家具、織物等に塗装するとUV線を吸収し劣化を防ぐ。自動車の窓ガラスに塗装すれば、乗客を紫外線から守り自動車内の内装劣化を防ぐことができるという。 また同シリーズには赤外線を吸収する酸化スズとインジウムスズ酸化物を含む製品があり、直射日光下の環境において温度コントロールが可能だ。 各コーティング材には導電性と静電気の放散機能もあり、ビデオディスプレー、タッチスクリーンディスプレー、またコンピューターメモリー等、静電気に敏感な電子部品の包装に、この特性が活かされている。 同社の配合技術は着実に向上しており、現時点でヘイズ2%以下、透明度95%以上のコーティング効果を得ている。 そのほか酸化アルミニウム微粒子配合のコーティング材では高硬度、耐引っかき性、耐摩耗性のある表面を実現。透明性樹脂、高光沢金属、木材、織物などに適用できる。 |