| 2006年09月20日 |
| 昭電、ハードディスク子会社を吸収合併 |
| 【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は20日、全額出資子会社の昭和電工エイチ・ディー社(本社:東京都港区、坂井伸次社長=資本金:25億1,000万円)を、11月1日付で吸収合併すると発表した。 昭和電工のハードディスク事業は、アルミ製基板を小山事業所で生産し、昭和電工エイチ・ディー社が製造したハードディスク製品の販売と研究開発を行ってきた。 海外では、アルミ製基板は昭和電工HDマレーシア社と昭和電工HDトレース社(台湾)、ハードディスクは昭和電工HDシンガポール社と昭和電工HDトレース社が行っている。 ハードディスクの用途は、コンピューターのデータ記録に加えて、このところ携帯音楽プレーヤーやDVDレコーダーなど大記録容量が求められる分野に急拡大している。このため今後とも技術・マーケティング面で優位性を維持していくには、国内で基板からハードディスクまでの一貫生産体制を構築したほうが得策と判断した。 合併方式は、昭和電工を存続会社とする吸収合併方式で、昭和電工エイチ・ディー社は解散する。100%子会社のため、新株式の発行や割り当てはない。 【昭和電工エイチ・ディー社の05年12月期業績】(単位:百万円) ◇売上高 :34,182 ◇営業利益 :1,152 ◇経常利益 :1,079 ◇当期純利益 :612 ◇1株当たり当期純利益(円) :12,198.23 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1158735648.doc |