| 2006年09月21日 |
| ポリオレフィンの出荷、8月も揃って前年超え |
| PPの総出荷量は14ヶ月連続で前年を上回る |
| 【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:なし |
ポリオレフィンの8月の出荷数量は、国内向けも、また輸出を含む総出荷量もともに3樹脂揃って前年同月を上回った。うち、LDPEとPPは8月単月の史上最大規模となった。 国内向け出荷と出荷トータルの両方が3樹脂揃って前年同月超えとなったのは3月、5月、7月に続いてこれが今年に入って4度目。 PSも同様に8月の出荷が国内向けも出荷合計も7月に続いて前年同月を上回っている。したがって、汎用4樹脂揃っての国内向け出荷とトータル出荷の両方の前年同月超えは、5月と7月に続いてこれが今年に入って3度目となる。 ポリオレフィン3樹脂の国内向け出荷が軒並み前年を上回ったのは、各樹脂の最大消費品種、すなわちLDPEとHDPEのフィルム用品種とPPの射出成形用品種がともに順調な伸びを遂げたため。ポリオレフィン各社が打ち出した第8次価格修正の表明を受けて多くの需要家が前倒し発注に踏み切ったことが大きく作用したと見られる。 一方の輸出は、LDPEが12ヶ月連続の前年同月超えを記録したものの、HDPEとPPはともに2ヵ月連続の前年同月割れとなった。LDPEの輸出の好調は、L-LDPEに輸出余力があることと、アジア相場が強含みで推移していたことによるものと見られる。HDPEとPPの減少は、各社がこれまで以上に国内優先策を取ったためと言ってよさそう。 この結果、各樹脂の8月の総出荷量はLDPEが7ヵ月連続、PPが14ヶ月連続の前年同月超えとなった。HDPEは2ヵ月連続にとどまっているが、8月の5%増がきいて1〜8月の累計は前年同期をわずか1%ながら上回るにいたっている。 |