2006年09月28日
蘇州高新区が帝国ホテルで日本企業300社突破の記念会
2004年の200社からわずか2年で 松下、エプソンなど
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 江蘇省の蘇州市は1992年から蘇州高新区(ハイテク産業開発区)を建設、国家級開発区としての企業誘致を開始した。04年6月に外資1,300社、日系200社を達成したあと、ことしはすでに外資1,500社、日系300社を数えた。同区在住の日本人は4,000人を超える。

 とくに蘇州市は治安のよさ、交通の便利さ、穏やかな市民性、高新区の管理のよさが評価されたほか、日本人村や日本人学校を特設するなどの対日友好政策が奏効したものと見られている。また、「呉の国」としての、すぐれた歴史、文化にも人気が高い。世界遺産に登録された4大名園のほか弘法大師が修業した寒山寺がある

 蘇州高新区ではこうした状況ふまえて、27日、東京の帝国ホテルで進出の300社および今後、進出の可能性のある企業、関係者を招き「日本企業300社突破記念感謝祭」を開いた。
 
 進出300社目となった横浜ゴムには王竹鳴・市高新区工作委員会書記から記念品が贈られた。

 蘇州高新区の急速な発展を代表する蘇州日本人学校は昨年4月からスタート、当初、63人だった学童がことし9月は183人に増え、来年は250人となる見通し。同校は500人収容の規模を持つ。敷地面積2万6,666平方メートル、建て面積5,980メートル。

 治安、医療、永住、教育などに心配がないことが、家族ぐるみの住みやすさとなるわけで、同校在校生は「蘇州大好き」のタイトルで旧市と新市を描いた絵を同日、市にプレゼントした。

 また、市は日系企業を支援するため日系中小企業支援センターを持つほか、高新区の西部地区総合開発事業の一つとして蘇州日中架橋経済発展有限公司が運営する「日本工業村」(通安工業分区)、用地133万平方メートルを開発、機械加工、電子、自動車部品などの産業を誘致している。

 さらに約20万平方メートルの敷地に10万平方メートル(13棟で構成)のリース工場を建設した。第二期工事は今年12月の完成を予定している。蘇州高新区(SND)の人口は28万人(戸籍人口)、面積256平方キロ。

 05年のGDP410億元、工業生産額1,290億元、輸出入総額270億ドル、外資誘致総額(登録資本)16.3億ドル。科学技術城、国際教育園、保税物流センター、輸出加工区なども持つ。

 同新区は経済規模が市全体(人口754万人)の3分の1を占める。市の工業生産額は1兆2,100億元で全国第2位、輸出入総額1,400億ドルで第3位、GDP4,025億ドルで、総合競争力は上海、北京、広州に次いで第4位。
問い合わせは高新区日本事務所(Tel:03−5776−2183)