2006年09月29日
化学品の8月の輸出、オレフィンが大幅増
アジア市況の上昇でセンターと商社がドライブ
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:なし

 財務省が29日に集計したところによると、主要化学品の8月の輸出通関数量は前年同月を上回った製品と下回った製品の数とがほぼ拮抗するかたちとなった。

 前年同月を上回った製品の中では、オレフィンが大幅な伸びを遂げている点が特に目を引く。エチレンは2万5,709トンで前年同月比が37.7%増、プロピレンは5万1,531トンで同71.7%増となっている。いずれも、台湾をはじめとしたアジア地域のスポット相場が一段高となった点を睨んでセンターならびに大手商社が輸出契約量の拡大に積極的に取り組んだためと見られる。
 
 一方の誘導品の中では、VCM、酢酸ビニル、カプロラクタムの伸びの大きさが目立つ。反面、ベンゼン、フェノール、ANなどはアジア市況の軟化、あるいは輸出余力の縮小等の理由から前年同月を大幅に下回っている。
 主要化学品の8月の輸出通関数量と1〜8月の累計は別表の通り。

【関連ファイル】
主要化学品の8月の輸出通関数量と1〜8月計
https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1159518889.txt