2006年10月05日
中国の化成品の輸入、8月は一転して活発に
樹脂とは対照的、SM以外が全て前年超え
【カテゴリー】:海外(原料/樹脂/化成品、実績/統計)
【関連企業・団体】:なし

 中国の化成品の8月の輸入は、7月とは逆にほとんどの製品が前年同月を上回るかたちとなった。主要化成品の中で前年同月を下回ったのはSMだけ。しかもそのSMの縮小率は2.6%にすぎない。
 
 7月は主要化成品6品目の全てが前年同月を下回り、このためわが国の石化企業に中には先行きを不安視する向きもあったが、8月は大きく様変わりして合計6品目中の5品目が前年超えとなった。同じ石化製品でも多くが前年割れとなった合成樹脂とは対照的な姿となっている。前年超えとなった品目の中ではTPAの20.5%増とVCMの19.9%増が特に目を引く。
 また、かねてから前年超えが続いているプロピレンの輸入は8月も引き続き活発で前年を14.0%上回った。
 ただし、主要化成品の輸入の1〜8月の累計は前年同期を上回っているものと逆に下回っているものとが相半ばするかたちとなっている。
 中国による主要化成品の8月の輸入通関数量と1〜8月の累計は以下の通り。かっこ内は前年比。
 ▽SM=240,755トン(97.4%)   1,608,291トン(85.4%)
 ▽EG=395,946トン(113.1%)   2,728,015トン(104.3%)
 ▽VCM=103,888トン(119.9%)   692,958トン(117.3%)
 ▽AN= 27,114トン(100.1%)   203,230トン(95.6%)
 ▽TPA=695,061トン(120.5%)   4,858,080トン(112.9%)
 ▽PH=22,674トン (108.5%)   176,705トン(94.9%)