2006年10月16日
エチレンのスポット相場、米国でも下降
10月は5セント下がって37セントに
【カテゴリー】:海外(原料/樹脂/化成品、市況)
【関連企業・団体】:なし

 大手商社筋によると、アジア地域に続いて米国でもエチレンのスポット価格が10月に入って急落してきた。

 直近の価格は1ポンド当たり36.5〜37.0セントで、9月末に比べるとおよそ5セント下がっている。トン当たりに換算すると810ドル前後となり、今年のピークの6月下旬に比べると230ドルの値下がりとなっている。最近の極東アジアの平均価格を350ドル前後下回っている。
 下降の要因は、天然ガスならびに原油のスポット価格の下降にあり、需要家の間には今後も原油と天然ガスの価格が下がると見る向きが多いのでエチレンのスポット相場はさらに軟化する公算が強いというのが市場関係者に共通した見方となっている。なおプロピレンのリファイナリーグレードも、下降傾向にあって10月のコントラクト価格は9月より同3セント下がって50.5セントになりつつある模様。