2006年10月19日
石化誘導品の9月の生産、12品目が前年を下回る
エチレン同様に定修規模の前年との違いが大きく作用
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:なし

 石油化学工業協会が19日に集計したところによると、石油化学製品の9月の生産数量は、エチレンと誘導品の多くが前年同月を下回った。誘導品で前年同月割れとなった品目は合計12品目に達した。定修による運休設備の規模が前年同月を上回ったことが大きな要因と見られている。
 
 エチレンの生産量は57万8,600トンで、前月を10.1%(6万5,300トン)、前年同月を9.9%(6万3,600トン)下回った。前月比が縮小したのは、稼動日数の減少で3.2%、定修に伴う運休で7.4%それぞれ生産量が減ったため。平均稼働率は98.9%で前月を0.5%上回ったが、差し引きで10.1%減となった。
 前年同月に対しても減少となったのは、定修による減産規模が12.6%と大きかったため。設備能力の増加効果が0.7%、また稼働率のアップ効果が2.0%発生したが、定修に伴う減産を補うにはほど遠かった。
 
 一方の誘導品では、合計17品目のうちポリオレフィンやSM、MMAモノマー、EO・Gなど12品目が前年同月を下回った。この場合も、エチレンプラントと誘導品それぞれの定修規模が前年同月を上回ったことが大きく作用したと見られている。EGとALDの21%減、EOの17%減、トルエンやLDPEの12%減、HDPEの10%減など、縮小率が2けたに達している品目が多い点が目を引く。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1161232168.tif