| 2006年10月26日 |
| 汎用4樹脂の3Qの出荷、非フィルム品種が好調 |
| 目立つPPやPSの工業用品種の伸び |
| 【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:なし |
経済産業省製造産業局は26日、汎用4樹脂(ポリオレフィン3樹脂とポリスチレン)の今年7〜9月期の需要分野別の出荷実績をまとめた。 それによると、各樹脂の総出荷数量は全て前年同期の実績を上回っている。うちLDPE(低密度ポリエチレン)は国内向けが0.2%減となったものの輸出が8%増えたためトータルでは1%増となった。HDPE(高密度ポリエチレン)は国内向けが2%増、輸出が4%増とともに順調な伸びを遂げ、その結果出荷計も2%増となった。最近の各四半期単位の実績の中では最も高い伸張率となっている。PP(ポリプロピレン)は両PEと逆に輸出が18%減と不振であったが、4%増と上期以上に好調であった国内向けがカバーして合計ではLDPE同様に1%増となった。PS(ポリスチレン)も輸出が引き続き不調で13%減となったが、国内向けが8%もの伸びを遂げたためトータルでも8%増と最近ではめずらしい高率成長を記録した。 国内向け出荷では、LDPEとHDPEの最大消費品種であるフィルム用がともに前年同期を割り込み、PPのフィルム用も前年同期並みにとどまったが、工業用、パイプ用、押出成形用等の非フィルム品種の多くが順調な伸びを遂げてフィルム用の不振をカバーした。LDPEでは加工紙用の3%増と射出成形用の2%増が、HDPEではパイプ用の8%増が、PPでは射出成形用と押出成形用の6%増が、またPSでは電機・工業用の12%増が特に目を引く。 PPの射出成形用の伸びは、工業部品向けが10%増えたこととパレット・コンテナー向けが11%増となったことによる。PPの押出成形用の増加はシートの需要増によるもの。反面、同樹脂のフィルム用のうちのOPP向けは6%減となっている。PSでは、全ての需要分野向けが前年を上回っている点が注目される。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1161843180.tif |