2006年10月27日
エクソンモービルがL-Lの対中輸出価格を引き下げへ
11月分を1,230ドルでオファー
【カテゴリー】:海外(原料/樹脂/化成品、市況)
【関連企業・団体】:なし

 わが国の大手商社ならびにポリエチレンメーカー筋によると、エクソンモービルは26日、中国の大手ポリエチレン加工企業とトレーダー各社に対してシンガポール産のL-LDPE(直鎖状低密度ポリエチレン)の11月の輸出価格をトン当たりCFR1,230ドルに引き下げる意向を表明した模様。
 10月の契約価格は同1,340〜1,350ドルであったので、11月のオファー価格は110〜120ドルの大幅値下げとなる。同社の対中輸出価格の引き下げは今年に入って今回が初めて。
 
 同社が値下げに踏み切ったのは、国慶節明け後も依然として中国の加工企業とトレーダーが買い控えの構えを改めない中で米国のL-LDPE大手が競って中国に売り込みをかけてきたことからこれまでにない強い危機感に襲われたためと見られる。
 
 これに伴い、他の国もEM並みの価格でオファーせざるを得なくなりそう。また、それに触発されて汎用樹脂全体のアジア市況が一段と軟化していく可能性も強い。