2006年10月31日
中国のPE袋輸出、9月も前年比12%増と活発
1〜9月の累計は前年同期比19%増の88万トン
【カテゴリー】:海外(原料/樹脂/化成品、実績/統計)
【関連企業・団体】:なし

 中国によるPE袋の輸出は9月も引き続き活発で、同月の総輸出通関数量は前年同月を12.1%上回る10万4,363トンとなった。4ヵ月連続の10万トンの大台超えとなった。
 
 最大の輸出先は依然として米国であり、同18.6%増の3万701トンとなっている。これに次ぐのは日本向けの2万2,181トンで、前年同月を21.0%上回っている。
 これら2ヵ国向けだけで総輸出量の50.7%を占めており、他の国との間には大きく水が開いている。ちなみに第3位は香港向けの9,168トン(同4.0%減)、第4位は英国向けの6,872トン(同15.3%減)、第5位はドイツ向けの4,768トン(同25.7%減)となっている。
 
 この結果、今年1月から9月までの総輸出数量は88万3,494トンとなった。前年同期を19.2%上回っている。輸出先のトップは米国で、同33.9%増の26万9,846トン。第2位は日本向けで同17.4%増の18万2,131トンとなっており、2ヵ国合計で全体の51.2%を占めている。第3位は香港向けの7万8,616トン(前年同期比3.9%増)、第4位は英国向けの6万9,115トン(同0.1%減)、第5位はドイツ向けの4万1,696トン(同8.7%減)となっている。