| 2006年11月06日 |
| Chemtura、EEPDMとゴム薬事業等を売却へ |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
Chemtura はコア事業への集中のため、ルイジアナ州に工場を持つEPDMとゴム薬事業及び、全世界のオゾン劣化防止剤事業を売却する覚書を締結したと発表した。年末までには調印できるだろうとしている。買収先は明らかにされていないが、非同業者であるとしている。 Chemtura ではこれを非コア事業を売却する計画の重要な一歩としている。同社はポリマー加工機械のJV、Davis-Standard の持分を先日売却したばかり。今回の収入は債務返済に充てるとしている。 Chemtura は2005年にCrompton とGreat Lakes Chemical が合併して設立された。 Crompton は1999年に Crompton & Knowles と塩ビ添加剤メーカーのWitco が合併して出来た会社で、今回売却のEPDMとゴム薬事業はCrompton & Knowlesが買収したUniroyalの事業。WitcoがUnionCarbideから買収したシリコーン関連のOsi Specialties はその後、GEに売却された。 Great Lakes Chemical は水処理剤、家庭用クリーナー、難燃剤、安定剤等のメーカー。 Chemtura は現在、樹脂添加剤では世界最大のメーカーで、ほかに農薬(旧Uniroyal)、石油添加剤、ウレタンポリマー等を生産している。 |